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活用事例

活用事例

File_002 / マイママhouse

2022.03.29

-お母さんと赤ちゃんの姿が垣間見える-

2011年4月、大津の商店街にNPO法人マイママセラピーの活動拠点、「マイママhouse」が誕生しました。

運営するのは、認定NPO法人マイママセラピー(代表・押栗泰代さん)。

マイママ・ハウスは「お母さんと赤ちゃんの保健室」として、2000年4月から活動を始めました。お母さんたちの産前産後のケアや、子どもの一時預かりや送迎など様々なニーズに対応し、有償ボランティアで運営していました。保育園ではなく 産後のケア、 子供を託児することでお母さんの心身の回復を応援することが目的でした。

拠点を探し始めてからオープンまでのスケジュールは?

拠点を探していた期間は3か月程度。2011年1月に契約、2月から3月の間に取り急ぎ1階の床を改装し、4月にオープンしました。その後に資金を準備して、1年後にもう一回大改装を行っています。
拠点を持つまでは、公民館を借りて活動していました。町家じょうほうかんを紹介されてつながり、この活動内容にとても理解を示してくれた大家さんが、この空き町家を一軒丸ごと貸してくれることになりました。

どう改装したのですか?

踏面の幅が狭い急な階段や欄間などの町家らしさが残る部分は残しつつ、赤ちゃんが寝転がってもよい、裸足であがれるためにと床暖房にしました。1階アーケードに面した広いスペースは子どもたちの遊び場、奥はキッチン。2階の和室2部屋は、ストレッチ教室や各種講座などのイベント会場となっていました。


第二の実家として お母さんと子どもたちを見守り続けて

2019年12月でいったん託児事業を終了し、少し休館時期を経て、単なる居場所ではなく、専門性の高い相談ができる場所として2020年6月再スタ―トしました。当時新型コロナ肺炎が蔓延し、各施設が閉館し社会資源が減った時期でもありました。少しでもゆっくり相談できる信頼できる場をとの思いで、保健師、助産師、歯科衛生士などの国家資格を持った専門職13人・総勢43人で対応、2021年は定期的に開館しました。地域の人も気軽に立ち寄れる場となり年間4000人の来館者がありました。

2022年3月以降は、定期的な開館は行っていませんが、商店街との連携も深まり、夜市やお祭りなどのイベントに声がけがあった場合は、来場者のお母さんの居場所として場を提供しています。

屋根があってベビーカーを押してきてもいい環境にあり居心地が良い。10年たっても木のにおいがある。お母さんの支援、お母さんの居場所が基本コンセプトです。いわば「第2の実家」でしょうか。

マイママhouse

赤ちゃんの育児に一人で悩んでいませんか?
身近なところに育児で困っている方はおられませんか?
マイママhouseは「第2の実家」
研修を重ねたスタッフが常駐しておりますので、安心してお越しください。

  • 開館:月曜日〜金曜日、第3土曜日 / 10〜16時 ※2022年3月以降は不定期
  • 住所:〒520-0043 滋賀県大津市中央1丁目8-6
  • URL:http://mymama.jp/
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